THIS IS IT このエントリをTwitterに追加このエントリをはてなブックマークに追加

 先週「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を新宿ピカデリーで観た(上映終了2日前に滑り込み)。余談だけどピカデリーの、クレジットカードで座席をウェブ予約できるシステムはすごく便利。

 ご存知の通りこの映画は、ロンドンのO2アリーナで全50公演行われる予定だった同名のコンサートのリハーサル風景を中心に編集・構成されている。そのため、本番のライブだけではわからなかったコンサート制作の裏側、マイケル自身の音楽表現に対するこだわりや考え方……“素顔のマイケル”に触れることができる。コンサートスタッフやミュージシャンたちと交わされる言葉のひとつひとつが、真摯で率直でそしてキュートで、彼をとりまく人々や観ているわれわれの心を鼓舞していく。マイケルがもしあのまま生きていてコンサートが予定通り開かれていたら、世界中の人々が同時にこういう形で彼の本質を目にする機会を持つことなんてなかっただろう。運命は皮肉、としか言いようがない。

 マイケルが思い描く最高のエンターテインメントを実現するために集められたサポートミュージシャンやダンサーたちが、既に名声を得ている超一流のベテランばかり、というわけではなく、むしろ積極的に若手を起用しているところが面白かった。ミュージシャンもダンサーも皆、マイケルのことを心から尊敬し憧れている(プロデューサーから「君たちはマイケルの一部」と言われるほどの強い一体感を持つ)。と同時に、晴れの舞台に選ばれたことの責任と喜びを感じながら、自らの仕事を堂々とこなしている。マイケル自身も偉ぶらずに彼らのことを十分に尊重し、一緒にコンサートを成功へと導いていく。……50歳のマイケルと、彼を慕う若い人たちとの関係がうらやましかった。若手から、もちろん上の人や同世代からも、そんなふうに尊敬されるような人物にいつかなりたいと思った。たとえそれが無理でも、自分が尊敬する人の近くで一緒に仕事をしていけたら幸せなことだ。
 

>>「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」が早くもBD/DVD化 – AV Watch
Blu-rayプレイヤーも持ってないのに、BD版がほしくなる……さすがソニーの戦略(!?)。

追記(12/7):12/19から「THIS IS IT」が再上映されるそうです。見逃した人はぜひ劇場で! ぼくはDVDのタワレコ限定版を予約しました。

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