カブールの幽霊展 2009 


去年の1月、知人に教えてもらって「カブールの幽霊展」という展示を観た。
展示を主催する陳さんという女性は、Like Water PressというNPOを興し、アフガニスタンの各地で子どもたちに向けてファンタジー映画の上映会を行ってきた。ユニセフなどが、首都カブールで現地の子どもを対象に行った聞き取り調査で、「最も怖いものは?」「最も嫌だと思うことは?」という質問の1位がともに「幽霊」だった。……この調査結果に興味を持った陳さんたちが、カブールでの上映会の後、子どもたちに紙とサインペンを渡して「幽霊の絵を描いて」と頼むと、みんな夢中になって描き始めたという。このとき子どもたちが描いた「幽霊」の絵とそこに添えられた短文を紹介する「カブールの幽霊展」が、これまで京都・長野・軽井沢、東京の下町(谷根千地区)やニューヨークなど各地で行われてきた。その最新の展示が、この年末に東京都内の2か所のカフェで開かれるそうです。
カブールの幽霊展 in the cafes 2009
2009年11月10日[火]―11月28日[土]
DADA CAFE(東京・代々木)
2009年12月12日[土]―12月25日[金]
Ben’s Cafe(東京・高田馬場)
去年のレポートはこちらに(あれがまだ去年の出来事だったなんて信じられない)。子どもたちのユーモラスな絵とリリカルな言葉を眺めていると、悲しい気持ちもどこかに吹き飛んでしまう。カフェ自体もとても素敵な雰囲気で、“散歩のついでに”気軽に立ち寄りたい展示です。




