ケロポンズ『ケロポンズのおやこであそぼ』

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2008.10.31
  
D=下山ワタル+小久保美由紀
IL=相野谷由起
ED=松沢清美
CL=カエルちゃん

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展覧会日和[2008・8〜9月]

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8月×日

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 ラフォーレミュージアム原宿で、映画『ビューティフル・ルーザーズ』の出演者によるペインティング/ドローイング、写真などの展示、『BEAUTIFUL LOSERS & LIGHTNING BOLTS EXHIBITION』を観る。サーフィンにホイチョイ的な80年代大学生文化の幻影を重ねてしまう自分には、サーフィンやスケボーと一見対極にあるアートに彼らがのめり込んでいく姿がどうしても想像できない(やっぱ映画観るべきだった……)。ひとりひとりの作品がそうしたコミュニティにかかわらず、ワンアンドオンリーの作品として成立していたのが素晴らしかった。その場でみんなでペインティングしたとおぼしきブースもあって楽しそうだった。

9月×日
 8月後半から続いた仕事がなかなか終わらないので、息抜きに街へ出る。表参道GYREのホワイトルームトウキョウの、細江英公人間写真展『抱擁』と『薔薇刑』。褐色の男の肌と白い女の肌が織りなす水墨画のような世界を、最新型のプリントで表現した『抱擁』と、三島由紀夫を被写体にしたシアトリカルな『薔薇刑』。極限まで突き詰められ構図含め計算された黒白のコントラストが美しい。ギャラリー360°のコレクションを覗いたあと、ピンポイントギャラリーの水上多摩江 銅版画展へ。面の爽やかな色合いとかりかりした手描きのタッチのバランスが絶妙で心地よい。TISのサイトにも作品が出ていた(原画はもっときれい)。

 もうひとつよくばってCLEAR GALLERY(青山)の米原康正写真展「the world wants to be changed by….」へ。これはエロい。チェキを使っているのだが、ある意味普通にヌードを撮ったのよりエロいかも。こんな感じ

9月×日
 恵比寿へ。東京都写真美術館『液晶絵画』。いわゆるビデオアートを高解像度の液晶モニタで再現した作品が並ぶ。液晶にふさわしい作品もあれば、旧来の枠組みのままのムービーにとどまっているものもありいろいろ。展示のタイトルのように、映像よりも絵画に近いものの方が今回の主旨に近いような気がした。その点、以前SCAI THE BATHHOUSEでも展示されていたジュリアン・オピーの一連の作品(画面の中の一部分だけしか動かない)が液晶モニタの特性を最大に生かしていたように感じられた。画面が動かなければ動かないほど(絵画に近いほど)良かった。期待したブライアン・イーノの『サースデイ・アフタヌーン』は古いせいか、液晶にいまひとつフィットしてなかった。

 続いてG/P Gallery(NADiff A/P/A/R/T内)の中島英樹展『Infinite Libraries & Re-CitF』。グラフィック・デザイナーのように複製を前提とする仕事にたずさわる人々がアートの世界に向かうとき、一回性へのシフトチェンジを余儀なくされることがあるのではないか(普段の仕事と作品は別物、みたいな)。複製そのものに思い切り振り切ったグルビは別として、普段の立ち位置と変わらぬまま一回性を追求していく中島さんのような試みは、きっと至難の業だと想像できる。今後に期待したい。

9月×日

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 8月にギャラリーに通えなかった分を取り戻すのだ。きょうはlamfromm(代々木八幡)で始まった古平正義展『DESIGN & ART』へ。壁にこれまでの仕事(おもにポスターとフライヤー)がずらりと並ぶ。中島英樹さんの仕事にバリエーションを付けた感じ、というとあまりポジティブに聞こえないかもしれないが、とても良かった。細かいところまで丁寧で安心できる仕事。通勤途中なので何回か足を運ぼう。

9月×日
 YMOの仕事で知られる写真家・松江泰治の展示『Nest』を、馬喰町に移ったTARO NASUで。中島英樹さんの『文字とデザイン』に、太陽が正午ちょうどに南中したタイミングでシャッターを切る、という松江さんの写真技法が紹介されていて興味をひかれた。大きな写真の隅々までピントが合っていて、一部分を取り出してもちゃんと作品として成り立っている。昔、Illustratorを使ったイラストでこういう世界にトライしたことがあるが、写真でこれをやるのは難しいだろう。

9月×日
 表参道で、先日観た古平正義展の『ART DIRECTION & DESIGN』の方を観る。場所は古平さんの事務所FRAMEが元あったマンションの一室。こちらは『デザインの現場』で紹介されていたパッケージや、色校、メモなども含め多角的な展示。ものすごく勉強になったし、改めてその仕事にほれぼれした。室内にいた案内の女性の90度のお辞儀にも感服。その後スパイラルに向かい、長崎訓子さんの『merchandise me』展へ。普段のイラストの世界とはまた違う趣向のグッズたち。平面を超えて立体そのものが表現になるから、グッズの世界は面白い。

9月×日
 仕事を早めに切り上げ、新宿エプサイトの中野正貴写真展『中野正貴 東京』へ。これまでの東京シリーズの集大成。全体に暗く感じたのはインクジェットプリントのせい?

9月×日
 ようやく最終日に間に合った、東泉一郎さんの『COUNT-DOWN, WAVES, SPIN』へ。開場のレクトヴァーソギャラリーは茅場町の、以前訪れた森岡書店と同じビルの中にあった。映像3作品が、プロジェクターで前後の壁に投影されている。珍しいキノコ舞踏団が参加した作品に心を揺さぶられた。一こまずつ手で描かれた入魂の作。いつか舞台映像の仕事があったら一郎さんにお願いしてみたいと思った。

>>展覧会日和[2008・6〜7月]

お父さん……

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これから行くかもしれない展覧会[2008・10〜]

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オスカー・ニーマイヤー「形と空間」展
2008年9月20日[土]—10月19日[日]
GA gallery(東京・北参道)
サンバだけではない、ブラジリア建築群で知られるブラジルが誇る建築家のすべて。

MIC*ITAYA MIRRORS EXHIBITION 2008 REFLECTION OF THE SUN
2008年9月27日[土]—10月12日[日]
LAPNET SHIP(東京・原宿)
久しぶりの鏡の展示。ミックさんは、尊敬するイラストレーターのひとり。

FASHION / GRAPHIC
2008年9月29日[月]—10月24日[金]
クリエイションギャラリーG8(東京・新橋)
シアタープロダクツ、ミナ ペルホネン、ジャーナルスタンダードほかのグラフィック。

「UNCHAIN」ヨダヒロユキ個展
2008年9月30日[火]—10月5日[日]
ミームマシーンギャラリー(東京・渋谷)
よりカラフルにパワーアップしたヨダワールド。久々の個展。

ゼラチンシルバーセッション08展 Save The Film
2008年10月2日[木]—10月16日[木]
アクシスギャラリー(東京・六本木)
「銀塩写真」を守るため、多数の写真家やミュージシャン・俳優たちがコラボする企画。

I Love ‘Ameria’s Mmagazine’
2008年10月3日[金]—10月14日[火]
gallery ROCKET(東京・表参道)
ROCKET再始動第一弾。日本でいえば「here and there」的なロンドンの雑誌を紹介。

安藤忠雄建築展[挑戦─原点から─]
2008年10月3日[金]—12月20日[土]
ギャラリー間(東京・乃木坂)
原点ともいえる「住吉の長屋」原寸展示ほか、安藤建築の数々を模型・スケッチで紹介。

tokyo PICASSO
巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡
2008年10月4日[土]—12月14日[日]
国立新美術館(東京・乃木坂)
巨匠ピカソ 魂のポートレート
2008年10月4日[土]—12月14日[日]
サントリー美術館(東京・六本木)
パブロ・ピカソの91年の生涯をたどる回顧展(国立新)と「自画像」(サントリー)。

市居みか展 いろ×iro×いろ
2008年10月7日[火]—10月12日[日]
ギャラリー Malle(まある)(東京・恵比寿)
恒例の恵比寿での個展。市居さんとの仕事はこちら

「白」原研哉展
2008年10月7日[火]—10月31日[金]
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京・銀座)
確かに原さんといえば「白」だねえ。

もってくてん
2008年10月8日[水]—10月26日[日]
生活工房ギャラリー(東京・三軒茶屋)
こどもといっしょのおでかけにもっていくモノあれこれ。グラフィックは有山達也氏。

寄藤文平の人間扇風機
2008年10月8日[水]―11月3日[月・祝]
松屋銀座7階・デザインギャラリー1953(東京・銀座)
タイトル通り、人間の動きを扇風機になぞらえた映像作品。

落合恵個展「こども文学ワールドツアー」
2008年10月10日[金]—10月15日[水]
HBギャラリー(東京・表参道)
世界の児童文学をテーマにした切り絵とコラージュ。

“河村ふうこ”と“毛利みき”のイラストレーション展vol.3「私の部屋~お茶のじかん」
2008年10月10日[金]—10月15日[水]
OPA gallery・shop(東京・表参道)
恒例の二人展。河村ふうこさんとの仕事はこちらこちら

長野陽一写真展「シマノホホエミ」
2008年10月10日[金]―10月31日[金]
FOIL GALLERY(東京・馬喰町)
新作も含む「島」シリーズの展示。彼の写真に漂う「腕白なエロス」が好き。

HELEVETICA「A tribute to Typography~ヘルベチカの過去・現在・未来」展
2008年10月21日[火]—10月28日[火]
ラフォーレミュージアム原宿(東京・原宿)
映画『Helvetica』にちなんだ、ヘルベチカ書体への愛あふれる展示。詳しくはこちらも。

ロマノ・ヘニ:活版印刷による本 1985-2008
2008年10月21日[火]―11月7日[金]
スイス大使館(東京・広尾)
夏に恵比寿のlimArtで行われた展示の巡回。

ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力
2008年10月22日[水]—2009年1月12日[月・祝]
東京都現代美術館(東京・清澄白河)
日本ブラジル交流年企画。60年代のトロピカリア運動を継ぐ、ブラジル現代アートの饗宴。

森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ 写真展─共鳴する静かな眼差し
2008年10月22日[水]—2009年1月12日[月・祝]
東京都現代美術館(東京・清澄白河)
日本ブラジル交流年企画その2。日伯を代表する写真家が互いの国を撮り合う。

手塚治虫の遺伝子 闇の中の光 展
2008年10月24日[金]―11月10日[月]
パルコファクトリー/ロゴスギャラリー(東京・渋谷)
手塚治虫生誕80周年記念。グルーヴィジョンズ 、tomatoらによるオマージュなど。

上田三根子個展 “ALL OF MINE”
2008年10月28日[火]―11月9日[日]
GALLERY TOKYO BAMBOO(東京・乃木坂)
10年ぶりの個展。親友の石川三千花さんとのトークショウも。

droog NOW
2008年10月30日[木]―11月22日[土]
happa(東京・中目黒)
恵比寿にショウルームを持つオランダのプロダクトデザインユニットの新作展。

>>これから行くかもしれない展覧会[2008・9〜]

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