矢野顕子/さとがえるコンサート2006

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2006/11/23

AD/D/ED=下山ワタル
CL=ニューフレンズ
PH=梨子田まゆみ(NY)、桑畑恒一郎(キーホルダー)、仁礼博ほか(コンサート)
IL=福吉真実子
ARTWORK=北村範史


NOTE=1998〜2003年までデザインと編集を担当していた「さとがえるコンサート」パンフレットの依頼を再びいただいた。今回は、さとがえるの10年間を振り返る内容。マネージャーさんと作業を分担して、編集作業と並行しながらデザインを進めていった(デザイン・編集の兼任は三木鶏郎ブック以来)。
  
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 これまでの公演のセットリストやスタッフのコメントでさとがえるの10年を振り返るページは、北村範史さんにアートワークをお願いした。ページの内容や用途を一切知らせず、ステンシルの数字(ほかのページの西暦にも使わせてもらった)や記号、過去に描いた走り書きや絵の裏側についたインクの染みなどを“素材として”送ってもらい、それを内容に合わせてこちらで適当に当てはめていった。「雪が降って大変だった」という文章には記号のアスタリスク、「髪が爆発している」という文章には爆発っぽく見えるインクの染みなど。大竹伸朗のジャンク・アートの発想やケージのチャンス・オペレーションにも通じる面白さがあった。
 
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昔の婦人雑誌風手書きタイトルの投稿コラムコーナー“里蛙”。ファンの方々からの文章も力作揃い。
 
 
 10年間の衣装の変遷を紹介するページではイラストレーターの福吉真実子さんに、DVDや写真を資料に丁寧に描き起こしてもらった。福吉さんは以前通っていたイラストスクールのクラスメイトで、同じ年にペーター大賞イラストコンペの賞を受賞した仲間。キラズなどのファッション・イラストレーションにも通じるセンスが大好きで、時々連絡を取り合いながら一緒に仕事ができる日をひそかに夢見ていた。可愛さとツンとした表情を上手くとらえた仕上がりを、描かれた矢野さん本人も大絶賛してくれた。

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