サマータイムマシンブルース
上野樹里ちゃんのことが前から気になってて、観たいとずっと思っていたが、このたびようやく観ることができた。
「踊る大捜査線」「UDON」の本広克行監督の作品だということを観た後で知った。ヨーロッパ企画という劇団の同名の劇に本広監督が惚れ込んで映画化。劇団員も何人か映画に出演している。
複雑きわまりないタイムトラベルネタを、大きな矛盾もなく難解さも感じさせず、CGや編集技を巧みに使いつつ見事に成立させている。しかもそれを最終的に、何でもない青春ドラマのフレームに着地させているところがすごいと思う。あちこちに張り巡らされた伏線がひとつに収斂していくさまはマジック。
もともとの脚本もよくできているのだろうけど、なにより映画としての説明力が突出している。「説明」にたずさわる人々にとっては一見の価値あり。
上野樹里は、派手ではないがそこにいるだけで何かを感じさせる不思議な女優。ほかの作品でもそうなのか、もう少し確認してみたい。
オフィシャルサイトの瑛太の写真レポート(公開終了)が映画を見終わった後だとなおさら良くて、しみじみとしてしまった。
「UDON」も観ておこう。

