YO YO YO
先日、湘南にある中川ひろたかさんのお宅におじゃましてきた……いや“おじゃま”というのは今回の場合正しくない。中川さんは鎌倉にオープンした絵本カフェ「SONG BOOK Café」のオーナーである。「ハッピーピアノソングス」の著者・新沢としひこさんとのコンビで作った数々の歌は、子どもたちはもとよりいろんな人々に愛されている。その中川さんの自宅のMacがOSXにアップデートしたのにともない、新しいOSでソフトが使えるようメンテナンスを頼まれたのだ。無事メンテナンスはうまくいき、お礼にいくつかの絵本やCDをいただいてきた。
その中の一枚が、中川さん率いるバンド、マジスカ軽音楽同好会のセカンド・アルバム『YO YO YO』だ。ピンク・フロイドの『原子心母』にインスパイアされた…とは言われなければわからない、木彫りのクマが可愛いジャケットは、「SNOOZER」「OK FRED」のデザイナー中島基文さんが手がけている。音は…といえば、ぼくには初期の細野晴臣やティンパン・アレーを思い起こさせた。音楽によるゆる〜い世界一周の旅。いろんなリズムが楽しげな前半と、おバカな詞に突入する後半とのギャップが面白い。最後の「きもちいい!」は、「ポンキッキ(ーズ)」でも共演したブラザートムさんをフィーチャーした曲。これはいい。子どもがけんかして仲直りするみたいにきみとぼくが仲良くできたら、“きもちいい!”世界になるだろう、きっと。

