なべ、包丁、フライパン…

料理に最低限必要な台所道具と、その使い方を紹介した本。雑誌「ミセス」の連載をまとめたもの。ブックデザインは木村裕治。木村さんがデザインを担当していた時期の「暮しの手帖」はすごくカッコよかった。この本も、切り抜き図版と文字(游築明朝体) のバランスが美しい。カバーには片晒クラフト系の透ける紙をあえて使い、本体とカバーの図版をかすかに重ねているところがお洒落。懐かしさや手作り感を出したいとき、手書き文字に安易に頼らず、昔のデザイナーのように組版や配置の美しさで勝負したい。そんな自分の最近の課題のためのヒントとなった一冊。
なべ、包丁、フライパン… kitchenware スマートな台所道具選び
文化出版局編 (文化出版局)

